← Back to members
👤

Juriki

10 Reviews

The Vincent Grenache

4.0

香りはチャーミングで開放的。赤い果実の香りがスーッと広がりドライイチジクなどの凝縮感とホワイトペッパーやシナモンの柔らかく温かいスパイスの層が重なる。 バロッサらしい力強さを持ちながら、そこまで重さを感じさせない透明感のあるグルナッシュ。 シルキーな口たりと長く続く余韻は、どこか/スタルジックで温かい。 夕焼けをバックに、名残惜しく家路を急ぐような感覚。

Tasted - 15 Feb 2025

Tintilla Estate Pebbles Brief Chardonnay

5.0

白桃、ネクタリンの新世界観っぽいストーンフルーツのアロマにシトラス系フルーツの引き締まった酸。冷涼さを感じさせる透明感と、雑味のないストレートな喉越しが印象的。 基本的にクリーンでストレートだけど、ほのかに感じる樽と乳酸のニュアンスが、まろやかな口たりと奥行きを広げている感じ。 MLFはしていない感じなので、この質感はシュールリーら来るものなのか...?実はまだ分からずにいて、珍しく、知識と感覚が一致しない。。非常に面白いワイン。 シャブリにも近いミネラル感とカリフォルニア的な果実味のふくらみもあり、間をとってタスマニアっぽさもあるけど温暖で穏やかな雰囲気もあ る。 冷涼と温暖のあいだにある、緊張と緩和のバランス。超美味い!

Tasted - 11 Apr 2026

Bishop Shiraz

5.0

モヤがかかった漆黒に近いガーネット。 ブラックベリーやプラムの凝縮した果実味に、リコリスやアニスのスパイスが重なる。力強いアタックと高めのアルコール感が、どこかポートワインを思わせる。 老舗の喫茶店のようなコーヒーの香りが染み付いたヴィンテージソファーの革。 古びているけれど神秘的な光沢を発するアンティークのインテリア。時の流れが静止したような、重厚で落ち着きのある空間。 オイル感と燻製香の裏側には、風通しの良い場所で育ったキノコのニュアンス。湿り気を感じさせない、乾いた平原のような奥行き。 ヨーグルトのような乳酸のまろやかさと、鼻から 抜ける芳醇な発酵感。 曲はヴェートーベンのMoonlight Sonata 重く美しい旋律がダークで高貴な Bishopと共鳴す る。 月の明かりだけを頼りに、アンティーク調の書斎で独り。深くついたため息もワインの香りに包まれる。一瞬だけ現実を忘れさせてくれる至高の一 杯。

Tasted - 11 Apr 2026

Penfolds COONAWARRA BIN 128

3.8

熟成のポテンシャルが凄い。ピークは完全に過ぎていて、果実味も香りも、落ち着きと深みを纏った別の顔になっている。かつて活き活きしていた頃の写真を、古びたアンティークの額縁に飾っているような感じ。 過去の栄光を残しながら、殿堂入りとして静かに佇む。軍艦島のようなワイン。

Tasted - 9 May 2026

The prisoner

5.0

ブラックベリー、ブラックカレント、プラム、ダークチェリー。黒系フルーツの果実感が力強く、どっしりと口の中に広がる。 これまで飲んだどのワインより樽感が強い。でも決して全体のバランスは崩さない、とても良いアクセントになっている。カカオ、バニラモカ、ガトーショコラ。重たいチョコレートの香りの奥に、オリーブや高級トリュフの高貴な香り、そしてロースト香のアクセント。 なめし革、ナツメグ、タール、色んなスパイスがどんどん出てくる。タンニンは柔らかく角がなく、丸く包み込まれる。 開けてすぐ美味しい、The カリフォルニアワイン。一つ一つの個性が強くても団結力はある、まるでサーカス団のようなワイン。 2〜300本に1本の確率で出会う、感動のワインでした。

Tasted - 9 May 2026

Thomas Allen

4.2

シトラスフルーツに、青リンゴ、若い梨。ニラ、ネギ、パッションフルーツのニュアンスが、NZのソーヴィニヨン・ブランと重なる。牡丹やスイカズラ、まるで柔軟剤のように濃く漂う、超アロマティックな香り。 心地よい酸にスッキリとしたフレッシュな果実味。青々しい草原を駆け抜けるようなのどごし。 ふとテレビから流れてきた、Mrs. Green Appleのライラックとピッタリ。

Tasted - 9 May 2026

KNAPPSTEIN

4.5

熟成を感じさせる美しい黄金色。25年の年月を感じさせない、イキイキとした佇まい。 レモンやライムのシトラスに、ペトロール香がはっきりと出ている。わずかな微発泡と石灰のニュアンス。ミネラル感とシャープな酸が、今もしっかり骨格を支えている。 トースト、蜂蜜、ヘーゼルナッツ。熟成の良さが、しっかり出ていて美味しい。

Tasted - 9 May 2026

SWIFT CUVEE

4.2

レモン、ライム、青リンゴの清涼感。その奥にブリオッシュの香りがレイヤーをなす。シュール・リーのニュアンスもあひテクスチャーに厚みがある。 シャンパンと思わせるほど、レベルの高い泡。

Tasted - 9 May 2026

LINDEMANS

2.0

輝きのないアンバー色。リンゴを擦った時の汁の味。薄めたブランデーのような印象。ドライレーズンや干し柿のニュアンス。かすかにイースト香の名残はあるが、鼻に抜けるのは酒精強化ワインのような感覚と、完全に抜けきった泡。飲み頃は、とうに過ぎている。古びたシャッター街。

Tasted - 9 May 2026

Marsannay

4.8

ラズベリーや野いちごの香り。ほんのり甘く、口に含むとソフトで、いちごヨーグルトのような柔らかい果実感が広がる。 控えめだった香りも、時間が経つとパッと赤系果実のチャーミングな顔を見せる。余韻は長く、鼻に抜けていくのはほんのりチーズ、キノコ、紅茶、バラの花びら。綺麗な酸と滑らかなタンニン。上品で、奥行きがある。 若々しさがあるので、落ち葉までは行かない雰囲気。深い森に入る前の入り口くらい。シャイだけど、時間をかけて心を開いてくれるワイン

Tasted - 9 May 2026